「伝統レシピ」第2回 玄米のり巻き/よもぎまんじゅう

 

食あるところに生命あり①

私たち人間や動物は、毎日、口から食物を摂って生きています。食なくして生命はありません。その食事法が間違っていると、身体をこわし、思想もみだれます。「食」といっても、狭い意味では、いわゆる食物ですが、広い意味では、私たちが生きている環境全体が私たちの生命をささえているのですから、空気、水、光、大地、人間社会、家庭環境、思想なども含めて考えなければなりません。GO(George Ohsawa=桜沢如一)は「恩」ということをよく申しました。「恩」といいますと、「親の恩」とか「人の恩」ということを考えますが、GOは、そればかりでなく、私たちを生み、生かしている環境全体、宇宙の秩序の「恩」ということを説きました。あらゆる「恩」に対して「一粒万倍」の感謝をすることの大切さを、特に「恩」に相当する言葉さえない西洋の人々に教えたのです。
 
桜沢里真著「リマクッキング」(日本CI協会)より引用
 

玄米のり巻き


 

材料(4本分)

玄米……4カップ
海苔……4枚
かんぴょう……8本
にんじん……2本
れんこん……1節
いんげん……10本
乾椎茸……10個
梅酢……大さじ3
だし汁……1カップ
胡麻油……小さじ1.5
塩……小さじ1/2
醤油……適量
水……適量
 

作り方

❶玄米は水5カップと塩少々を入れ圧力鍋でふっくらと炊く。炊き立てのごはんに梅酢大さじ2を同量の水(分量外)で割って振りかけ、しゃもじで切るように混ぜ、冷ましておく。
❷かんぴょうは塩水につけて揉み、さっと洗い、だし汁1カップと醤油大さじ1でやわらかく煮る。にんじんは1cm角に細長く切り、塩小さじ1/2を振り空炒りし、水大さじ2を入れ蓋をして蒸し煮にする。れんこんはにんじんと同じように切り、梅酢大さじ1を同量の水で割った中に20分位浸ける。胡麻油小さじ1で炒めだし汁少々を加えてシャキッと歯ざわりよく煮上げ、醤油小さじ1で味をつけて仕上げる。いんげんは色よく塩茹でする。乾椎茸は水で戻し、石づきをとり細切りにする。胡麻油小さじ1/2で炒め水少々を入れ、醤油小さじ1/2で味をつける。
❸海苔は片面を炙り、巻きすの上に広げる。海苔の向こう側を5cmくらい残して①を1cmの厚さに平らに置く。真ん中に具を重ねてのせ、端からかたく巻き、海苔の巻き終わりに水をつけてしっかりと巻き込む。
❹適宜(約8つ)に切り、器に盛る。
 
ワンポイント
調和のとれたのり巻きは具材がきっちりと中心にきて綺麗です。端に寄り過ぎたりしないように、一つずつの具の料や並べる位置に気をつけてください。巻く方の調和がとれていたら大丈夫でしょう。

 

よもぎまんじゅう


 

材料(5個分)

よもぎ(生)……5g 餅玄米粉・玄米粉……各100g
塩……適量 小豆……1/2カップ

作り方

❶よもぎは塩茹でし、細かく切ってからすり鉢で擂る。
❷粉と塩小さじ1/4を混ぜ、熱湯を入れて耳たぶ位の固さにこね、強火で20~30分蒸して①を加えて搗く。
❸小豆は柔らかく煮て塩小さじ1/2を加え、マッシャーでつぶして丸めておく(好みで甘味を加えてもよい)。
❹②で③を包む。
 
ワンポイント
生のよもぎは香りもよく柔らかいので、まとめて摘んで早めに塩茹でしてください。食べきれない分は小分けにして冷凍しておくと一年もちます。手に入らない時は粉末で代用してください。

 

2018年2月号その他のレシピは

  • ベジミートの味噌煮
  • 自然薯磯揚げベ


  

月刊マクロビオティック 2018年2月号(965号)より
 
マクロビオティックとその料理法に関するホットな情報、健康と美を創り、生命をはぐくむための食と、その知識のご紹介、などなど・・・。あなたの人生を豊かにする情報が毎号満載です。日本CI協会で行っている料理教室や講座などのお知らせもご案内しています。
 
(本体価格600円+税) 発行元:日本CI協会
「月刊マクロビオティック」ご購読はこちら