「伝統レシピ」第3回 桜もち/白菜ロール

 

食あるところに生命あり②

 
狭い意味での「食物」にもいろいろありますが、大きく分けて「植物性のもの」と「動物性のもの」に分けられます。人間はなぜ植物性のものを主に生命の糧(ルビかて)としなければならないか、ということについて、GOはいろいろな説き方を試みましたが、ついに、「宇宙の秩序」によって説くようになりました。
「人間」(動物)の生命の元は「植物」です。「植物」の元は「元素」です。「元素」は「素粒子」からできています。「素粒子」は「エネルギー」から、「エネルギー」は「陰陽の二極」から、「陰陽」は、「無限、絶対、永遠の大宇宙」に発しています。この七つの段階が、それぞれ互いに、「陽は陰を生み、陰は陽を生む」という整然とした秩序をつくっています。
したがって、私たち人間も動物の一種ですから、陽性です。陽性なものは、陰性な植物から生命を受けるのが正しいのです。陽性な人間が、同じく陽性な動物を食物として常食することは、極寒の土地の住民を別として、宇宙法則に反することになります。ですから、人間は、生物学的にみて、自分から遠い食物を食べるのが正しく、それも、「一物全体」で食物の幹も葉も花も根も生まれてくるところの「種」、穀物を主にすることが正しいのです。
 

桜沢里真著「リマクッキング」(日本CI協会)より引用
 

桜もち

桜もち
 

材料(8個分)

A
地粉……1カップ
白玉粉……大さじ1
水……約1カップ
塩……小さじ1/4
 
小豆餡……200g 油……少々
桜の葉(塩漬け)……8枚(塩抜きする)
 

作り方

❶Aをよく混ぜ、水でどろりとさせる。
❷フライパンに油をひき、①を6cm×9cmの楕円形に流して両面を焼き、8等分にした小豆餡をのせて巻き、桜の葉で包む。
 
ワンポイント
・生地を焼くときは、スプーンの裏を使って円を描くように薄めの楕円形に広げるとよいでしょう。
・布巾の上に焼いた生地を置き、餡をのせると巻きやすくなります。生地が乾かないうちに巻きましょう。

 

白菜ロール

白菜ロール
 

材料(5人分)

白菜……5枚
乾椎茸……5枚(戻して千切り)
人参……1本(7cm角に細長く切る)
いんげん……10本 醤油・塩……各適量
柚子の皮……適宜(細切り)
葛粉……10g   だし汁……1カップ
 

作り方

❶白菜は熱湯に塩を入れて茹で、ザルに上げる。
❷椎茸は醤油で煮付ける。人参は塩をまぶして空炒りし、水少々を加えて蒸し煮にする。いんげんは塩茹でして塩少々を振っておく。
❸①を広げて②を芯にして巻き、適宜に切り分けて柚子の皮を散らす。
❹葛粉とだし汁、分量外の醤油大さじ1、塩少々で葛餡をつくり、まわりにはる。
 
ワンポイント
白菜を柔らかく茹でて、巻くときはしっかりと力を入れましょう。

 

2018年3月号その他のレシピは

  • 車麩と玉ねぎの煮付け
  • 三色ぼたもち


 

月刊マクロビオティック 2018年3月号(966号)より
 
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