ヒジキは海中植物で、ホンダワラ科・ホンダワラ属に分類されます。原産地は不明ですが、日本では縄文時代や弥生時代の遺跡の発掘物からヒジキと思われる海藻が発見されたので、古くから食用になっていたと考えられています […]
「メディカルシェフ入門」カテゴリーアーカイブ
「メディカルシェフ入門」第59回 モズク
モズクはモズク科( またはナガマツモ科)に分類される糸状藻類あるいは褐藻類と呼ばれる海藻の総称で、コリコリとした食感、トロリとしたぬめりが特徴です。他の褐藻類に付着するところから「藻付く」という名がついたと […]
「メディカルシェフ入門」第58回 キク花(食用菊)
キクの品種はとても多いのですが、中でも食用を目的としたものを食用菊と呼びます。原産地の中国では、紀元前から不老長寿をもたらす花として親しまれ、菊酒・菊茶・漢方薬として用いる伝統がありました。 […]
「メディカルシェフ入門」第57回 アラメ
アラメ( 荒布)は褐藻(かっそう)植物と呼ばれる暗褐色の海藻の仲間で、ワカメ( 若布)に対して肉が厚く荒い感じがするところから名付けられました。全長1〜3メートルほどになる大型の多年生藻で、岩礁上に群生して […]
「メディカルシェフ入門」第56回 モチムギ
モチムギはオオムギの仲間ですが、大麦の加工品である「押し麦」や「丸麦」ほど知られていません。 モチムギはイネ科オオムギ属に分類され、ルーツを辿るとオオムギにたどり着きます。大麦にはビール麦とし […]
「メディカルシェフ入門」第55回 ダイズ
ダイズの原産地は東アジアで、日本にも自生しているツルマメが原種と考えられています。東アジアの複数の地域で野生ツルマメからの栽培化が進み、ごく最近の研究では中国や朝鮮半島、日本が起源地とされています。 &nb […]
「メディカルシェフ入門」第54回 ヒマワリの種
ヒマワリの種は、キク科ヒマワリ属のヒマワリの種子です。ヒマワリは「日回(ひ まわり)」、「日輪草(にちりんそう)」、「向日葵(ひゅうがあおい)」などと表記され、薬用として用いられる種子は「向日葵子(こ うじ […]
「メディカルシェフ入門」第53回 ワカメ
ワカメは褐藻(かっそう)コンブ目チガイソ科ワカメ属の藻種で、日本近海で広く採取されています。秋から冬に繁茂して春から夏には流れてしまう一年生の海藻なので、縦に長い日本列島では採取期が少しずつずれます。 &n […]
「メディカルシェフ入門」第52回 フノリ
フノリは紅藻綱スギノリ目フノリ科フノリ属の海藻の総称です。主産地は中国・韓国・日本の沿岸で、中国では「鹿角菜(ろっかくさい)」と呼ばれ、古くから絹織物の糊料や食料に使われていました。 日本には […]
「メディカルシェフ入門」第51回 カボチャの種
カボチャは15世紀末にコロンブスによってヨーロッパへ伝わり、様々な料理に用いられるようになりました。現在出回っているものは日本カボチャ、西洋カボチャ、ペポカボチャに大別され、 それぞれの原産地はメキシコなど […]