「My Macrobiotic Life」身体が整うと人生が変わる

クッキングスクール リマ マスターコース受講生

畔柳 郁子

マクロビオティックとの出会い

私の母は、私が小さい頃より病気がちで入退院を繰り返していましたその母が、食事療法の結果、健康を少しずつ取り戻したことで食への関心が湧き、栄養士を目指しました。栄養士の資格は取ったものの、違う職に就き、結婚、出産。子育てをする際に習った栄養学では、子どもの発熱を下げることさえ出来ないとわかりました。一方で、発熱した時、大根おろしを飲ませると読んだことがあったので、東洋の栄養学があるのでは? と思い始めました。

しかし、私はマクロビオティックを習うつもりはありませんでした。なぜなら、貧血予防にはヘム鉄( 動物性食品に含まれる)が必要だと思っていたことと、友人からマクロビオティックを習って数年経った後に離婚した夫婦が複数いる、と聞いたからです。

ある時、体調不良になった娘から「玄米が食べたい」と言われた時、我流で炊いた玄米は美味しくないものでした。その当時参加していたNPO法人の打ち上げで伺った「MEGURIYA」さんの美味しかった玄米と、そこでマクロビオティックの料理教室をしていることを思い出し、申込みしたのが2014年の夏でした。

初回の料理教室後に、疑問だった「貧血にはならないのか?」とマクロビ離婚について、加藤由希子先生にお聞きしました。先生からは今自分は貧血ではないこと、マクロビ離婚は奥さんが陽性になり過ぎてしまったのではないかと教えていただきました。陽性とは何かまだわからなかったのですが、何事も極まり過ぎると害になることは知っていたので、心掛け次第だと感じました。

食事の時に、ご主人の万晴さんから「急な変化は拒否反応が出るから、徐々にスライドだよ」と言われたことから、少しずつ食生活を変化させようと心掛けました。毎日1リットルは飲んでいた牛乳を豆乳に変え、お肉とともに摂る量を徐々に減らし、週一回動物性食品を摂らない日を作ることから始めました。胃腸の弱い主人が苦手な玄米は、徐々に回数を増やして違和感のないように、ゆっくり変化させていきました。

MEGURIYAにて
(左から加藤由希子先生、畔柳夫婦、加藤万晴さん)

半断食合宿での変化

そんな時、「MEGURIYA」さん主催で磯貝昌寛先生の半断食合宿が二泊三日行われることを知り、参加を決めました。半断食後、勘も冴え渡り、楽しく過ごしていましたが、そんな時主人から「ママは断食後に何かすごく変わったね。布団がいつもみたいに重くなくて軽くなったし、体臭がなくなった。次ある時はぜひ俺も参加したい」と言われました。主人が自主的にマクロビオティックに興味を持った時でした。

それから約一年後、岡部賢二先生の陰陽五行講座の時、プチ断食リトリートが開催されることを知り、主人と参加しました。

実は主人は「肉じゃがはおかずにならない。お肉が少ない」と言う人で、昼ご飯を食べた後、M社のハンバーガー5個とコーラを一緒に食べるといった食生活だったのです。

内心ドキドキして参加したプチ断食リトリート。その後の回復食の後に、タール状の宿便が驚くほど多量に出た後、毎朝必ずだった下痢がなくなったそうです。あれほどお肉主体の食生活(生クリームも大好き)だったのに、「断食は良いよ」と人に勧めるまでになりました。また、「お肉を食べると胃腸に重いから、たくさん要らないね」と言うようになりました。

今では、主人はマクロビオティックの中級コースに楽しく通っています。帰りが早い人が夕食を作るという我が家ルールにより、私が家に帰ると玄米と味噌汁と季節の野菜の料理を主人が作ってくれています。これには本当に感謝しています。今では南瓜の煮物やネギ味噌などを、周りの人たちに配り歩くほどです。

また、岡部賢二先生の陰陽五行講座も夫婦で3年ほど通っていて、夫婦の会話は陰陽の話がたくさん出てきます。私が先日行った「陰陽五行のお話し会」でも、私の話しを上手く補足してくれました。

アドバンスコース修了作品「花手鞠寿司」

自分らしく生きる

マクロビオティックを始める前は、自分がこのように変化するとは思いませんでした。もちろん心配していた貧血にはなりませんでした。逆に貧血気味だった主人は改善されました。以前より、イライラすることが減り、心穏やかに過ごす時が増えていると思います。そして疲れにくくなったとも思います。

夫婦喧嘩もほぼなくなり、以前と比べるととても仲良く過ごしています。今を知っている人に、以前はすごく仲が悪かったと言うと驚かれるほどです。

また私は転職し、こども園で給食の献立を立てて料理を作っています。通常食のこども園なのですが、醤油と味噌は変えていただきました。コロナ前には年長さんと味噌作りもして、卒園後のアルバムを渡す時に、その味噌で味噌汁とおむすびを作ったのも良い思い出です。

そして身体だけでなく、形而上学的なことにも興味を持ち、国際認定スピリチュアリストとしても活動を始めました。

数年前までは考えられなかった素敵な変化が、私の周りにたくさん訪れています。今後も心身ともにその人らしい健全な状態に戻れるように寄り添っていきたいと思っています。

私にとってマクロビオティックとは、陰陽の「魔法のメガネ」を使い、自分の人生を自分らしく自由に活き活き
と生きるためのツールであると捉えています。心身共に健康な身体でないと、自由に生きられないですから。

そんな素敵な学びに出会えたこと、導いてくださった先生方、家族、出会った友人たちに、心から感謝しています。

畔柳 郁子/くろやなぎ いくこ

岐阜県出身、愛知県田原市住在。栄養士。クッキングスクール リマ東三河校でベーシックⅠ・Ⅱ・アドバンスコース修了。現在、本校にてマスターコース受講中。こども園にて勤務中。ムスビの会マクロビオティックインストラク
ター養成講座修了。国際認定スピリチュアリスト。

月刊マクロビオティック 2022年2月号(1010号)より

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