「免疫力を鍛える食養レシピ」第2回 ひじき入り生春巻き/蓮根ボール


 
今月は蓮根をつかった料理をご紹介します。「真夏に蓮根?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、栽培法や保存法が進歩したことで自然食品店でも真空パックのオーガニック蓮根をほぼ通年見かけるようになりました。最近では蓮根のネバネバ成分が体内に入ってきた菌をブロックして免疫力をアップさせることがマスコミでもとりあげられています。
 
蓮根は空気が少ない泥中で生長します。大小10個ほどの空洞が取り込んだ空気を行き渡らせることから肺や気管支の不調を調える力があるとされ、その形から「先を見通す」縁起のよい野菜といわれています。シャキシャキ・もっちり・ほっこりと様々な食感が味わえ、煮ても焼いても、すりおろしてもおいしくいただけます。陽性な節の部分も細かく刻んで料理に加えるとよいでしょう。
 
光・空気・乾燥を極端に嫌う野菜なので、湿らせた紙に包んでからビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存して風味が落ちないうちに食べ切りましょう。生のまま冷凍保存すると(多少食感が変化して変色することもありますが)比較的劣化が少なく、おいしく保存できます。また、調理したものも冷凍できます。使う時は、凍ったまま調理するか、冷蔵室か室温で自然解凍してください。保存期間は約1~2ヵ月ですが、蓮根の鮮度にもよるので約1ヵ月を目安にするとよいでしょう。
 
マクロビオティックは季節を大切にしていますが、体質・体調によっては生蓮根をつかった基本食を毎日食べたいという方もおられると思います。旬の時季に購入して上手に保存してみてください。マクロビオティックを無理なく取り入れて、なにがあってもたじろがない身体と心をつくりましょう。


蓮根はビタミンCや食物繊維、タンパク質や脂肪の消化を促進して胃もたれを解消するムチン、免疫力アップのアシスト役レクチン等を含んでいます。脂質はほとんど含まないので油を使用した調理法とは相性がよいのでおすすめです。


 

ひじき入り生春巻き

ひじき入り生春巻き
 

材料(5人分)

ひじき蓮根……100g
人参……50g(斜め薄切りから千切りにして、塩少々をし、蒸し煮する)
いんげん……10本(筋を取って茹でて、斜め薄切りにする)
エリンギ……3本(縦にスティック状に切り、ごま油でソテーして醤油をまぶす)
ビーフン(or春雨)……25g(茹でてザルに上げ、ごま油をまぶしておく)
油揚げ……1枚(細切りにして空炒りしてから醤油少々をまぶす)
香菜(好みで)……10本
ライスペーパー……10枚
塩……適量 ごま油……小2
 
ひじき蓮根(作りやすい量)
長ひじき……25g(水でよく洗ってザルにあげる)
蓮根……100g 油……大さじ1/2
水……適量   醤油……大さじ2~3
 
たれ
白ごまペースト……大さじ2
麦味噌……小さじ1 梅酢……大さじ1
りんごジュース……50cc ラー油……少々
※すべての材料をよく混ぜ合わせておく。

 

作り方

❶[ひじき蓮根を作る]ひじきは2.5~3cm位の長さに切る。蓮根は縦4つ切にし、薄いいちょう切りにする。
❷鍋を温めて油を入れ、蓮根を炒める。次にひじきを炒め、材料がかぶる位の水を入れてゆっくり煮る。
❸ひじきが柔らかくなったら醤油を回し入れ、汁気がなくなるまで煮付けたら火から下ろして蒸らす。
❹ぬるま湯をくぐらせたライスペーパーですべての材料を巻く。
❺④を器に盛り、たれを添える。

 

蓮根ボール

蓮根ボール
 

材料(5人分)

蓮根……150g
(すりおろして塩少々をし、汁気を少々絞る)
人参……50g
(すりおろして塩少々をし、汁気を少々絞る)
玉ねぎ……80g(みじん切り)
地粉……適量 油……小さじ1 塩……少々

 

作り方

❶鍋を温めて油を入れ、玉ねぎを炒める。
❷蓮根と人参に①を混ぜ入れ、その1/4程度の量の地粉と塩を加えてさらに混ぜ、2~3cm大のボール状に丸めて中温の油で揚げる。
 
ワンポイント
そのままでもおいしくいただけますが、醤油味の葛あんをかけたりケチャップをからめたりとバリエーションを楽しんでください。

 

2020年8月号その他のレシピは

  • ひじき蓮根サラダ
  • きんぴら
  • きんぴらの板麩巻き

 

※ご紹介したレシピは2010年2月号、2009年10月号、2010年5月号、2010年11月号に掲載したものを再掲載しています。
 

月刊マクロビオティック2020年8月号
月刊マクロビオティック 2020年8月号(995号)より
 
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