「伝統レシピ」第27回 ふきのしのだ巻き/おめでとう

 

海に近い暖い地方の食養法

魚の過食は害多し②
よく働くことも健康になる秘訣とも云えます。みそはかならず取り入れましょう。献立は例ですからその地方で取れる魚、野菜をお用い下さい。
私どもは、小守先生のご案内で、二十数人で山梨県上野原の棡原を訪問しましたが、どの村の人々もたいへん温和で、出されるものは皆自家で作った野菜の煮たもの、漬けもの等でした。十二人も子供のある婦人にあいましたけど、まだ五十二、三才だのに若々しく元気一杯です。しかしおしいことに原理を知らぬ方々は交通が発達し、バスが通るようになり若いものが都会に働きに行くようになってからは、おさとう、インスタントなもの、添加物の食品等入って来て、ずい分身体をこわしています。あと七、八年もたたぬままに、この長寿村は昔ものがたりとなり、長寿村の名をお返しする日も遠くはないのではないかと思われます。八十以上の老人も、前になかった神経痛、動脈硬化、糖尿病、ガン、腰痛等になやまされ、若死にの人をかなしんでいます。町長様やその他の方々に、いろいろ食養のお話をして参りましたが、文明のあら波におされてしまうのではないかと心が曇ります。
 
桜沢里真著「リマクッキング」(日本CI協会)より引用

 

ふきのしのだ巻き

ふきのしのだ巻き
 

材料(4人分)

ふき……4本
油揚げ……4枚
かんぴょう……20g
だし汁……適量
醤油……大さじ1と1/2

 

作り方

❶ふきは油揚げの長辺の長さに切り揃え、塩湯で5分くらい茹でて皮を剥く。かんぴょうは塩水に浸けて揉む。
❷油揚げは三方にハサミを入れて開き、元通りにたたんで熱湯をかけて油抜きする。
❸②を広げておき、ふきを4~5本ずつ入れて硬く巻き、かんぴょうで4箇所ほど結ぶ。
❹鍋に③を並べ、だし汁をかぶる程度入れて煮る。ひと煮立ちしたら、醤油大さじ1と1/2を加え、煮ふくめる。
❺適宜に切って、器に盛り、色どりに好みのものを添える。
 
ワンポイント
ふきは調理前に塩で揉んでおくと陰性さが和らぎます。

 

おめでとう

おめでとう
 

材料(4人分)

玄米……1カップ
小豆……1/4カップ
塩……小さじ1
水……6~7カップ

 

作り方

❶玄米は乾いたさらし等で綺麗に拭く。厚手の鍋を熱し、玄米を入れて中火でよく炒る。少し色がついてパチパチとはねてきたら火をとめる。
❷圧力鍋に①を入れ、小豆、分量の塩と水を加えて鍋をセットする。
❸強火にかけ、沸騰してオモリがまわってきたら火を弱くして約50分かけ、火をとめる。蒸らして自然に圧力が抜けたら蓋を取り、静かにかき混ぜる。
 
ワンポイント
材料の分量は圧力鍋の半分以下に収まるようにして調理してください。それ以上多く入れると、沸騰した時に吹きこぼれて非常に危険です。鍋が小さい場合は水の量を半分に減らして炊き、別鍋に残りの水を煮立てておき、その中へ移してとろ火で20分ほど煮るとよくできます。

 

2020年3月号その他のレシピは

  • くるみ豆腐
  • 炒り豆腐

 

 

月刊マクロビオティック 2020年3月号(990号)より
 
マクロビオティックとその料理法に関するホットな情報、健康と美を創り、生命をはぐくむための食と、その知識のご紹介、などなど・・・。あなたの人生を豊かにする情報が毎号満載です。日本CI協会で行っている料理教室や講座などのお知らせもご案内しています。
 
(本体価格600円+税) 発行元:日本CI協会
 
「月刊マクロビオティック」ご購読はこちら