「伝統レシピ」第29回 たけのことあらめ/田舎まんじゅう

 

食養とは愛の生活②

よく考えればその通りであって、正しい食の秩序を知らず、まちがった人生観を持っていたので、すっかり身体を悪く、弱くして、人様にそして近親に迷惑をかけていたのでした。よくこれまで生きて来られたと思うほどの、非食養を毎日毎日くり返していたのでした。
それは約四十年も以前の三十七才位の夏のことでした。食養を知ってからは本格的に読書、食養の実行にはげみ、一年の後に桜沢と結婚してからは、一日としておこたらず、徹底的に色々と教えられ、今までの家庭とはうって変わって、きびしく多忙な生活となり、これまでに身につけた、茶道、華道、手芸等はすっかりおあずけとし、日常生活はがらりと変ってしまったのです。今まで机と縁のなかった私は桜沢のそばでお手伝いをしたのですから、いかにちぐはぐでめんくらったことか、今考えるとほんとうに申しわけない気がします。
 
桜沢里真著「リマクッキング」(日本CI協会)より引用

 

たけのことあらめ

たけのことあらめ
 

材料(4人分)

たけのこ(水煮)……150g
あらめ……30g
出し汁……適量
ごま油……小さじ1
醤油……大さじ2
人参・いんげん……各少々

 

作り方

❶たけのこを切り揃え、あらめはサッと洗う。
❷ごま油でたけのこを炒めてあらめを加え、出し汁を材料がかぶるくらい入れ、中火でじっくりと煮る。
❸たけのこがやわらかくなったら醤油を加え、味が沁みこむまで煮つける。
❹茹でた人参を型抜きしたものと、いんげんを小口切りにしたものを飾る。
 
ワンポイント
旬のたけのこが出てくる時期にぜひ作ってみましょう。あらめがない時は煮くずれしないわかめを使ってもよいでしょう。

  

田舎まんじゅう

田舎まんじゅう
 

材料(10個分)

地粉……400g
大和芋……300g
小豆・甘粟……各カップ1/2
塩……適量
炒りごま(黒)……適宜

 

作り方

❶大和芋は細かくおろし、すり鉢でよく擂る。塩小さじ1を加え、地粉をふるいながら少しずつ混ぜて耳たぶより少しやわらかめの固さにして10等分にする。
❷小豆は3倍の水と一緒に弱火でゆっくり煮る(水分がなくなってきたら小豆がかぶる程度の水を加えて煮る。差し水を3~4回するうちにやわらかく煮える)。小豆が煮つまったら塩小さじ1/2を加え(ここではじめて混ぜる)、火からおろして冷ます。
❸②に甘栗を入れて3cm大に丸め、①でくるんで形を調えてごまを飾る。
❹湯気の上がっている蒸し器に濡れ布巾を敷き、③を適当な間隔をおいて並べて15~20分蒸す。
 
ワンポイント
大和芋が足りず固い時は水を少し加えて調整してください。

 

2020年5月号その他のレシピは

  • 手打ちうどん
  • 豆腐のしのだ蒸し

 

 

月刊マクロビオティック 2020年5月号(992号)より
 
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