「おうちごはん」ラタテュイユ/トマト入り焼きカレー

【7月の食材】トマト

夏に旬を迎えるトマトは身体の熱を発散させてくれます。美味しいトマトはゆっくりと細胞分裂を繰り返して育ったので水に沈みます。水面に浮いたものの糖度は6度以下、底に沈むものは7度以上といわれています。トマトを選ぶときはずっしりと重みがあって全体がしまっていて、おしりの部分から放射線状の筋がたくさん出ているものを選ぶとよいでしょう。子室の数が多いほど甘くて美味しいです(筋の数と子室の数は同じです)。生のトマトは身体を冷やし過ぎることがあるので、身体を温める味噌などを使って加熱調理するのもお勧めです。抗酸化作用が強いといわれるリコピンは、火を通したり、油と一緒に摂ることで体内への吸収率が上がります。旨み成分のグルタミン酸、ビタミン、ミネラルが豊富で栄養成分のバランスが良く、生でも加熱しても美味しいので上手に食卓に取り入れましょう。青みがある固いものは冷蔵庫に入れず、風の当たらない涼しい場所に置いておくと甘味と柔らかさが増します。

ラタテュイユ

材料(2~3人分)

トマト……250g
夏野菜……300g
(玉ねぎ、ズッキーニ、ナス、パプリカ、ピーマンなど)
ニンニク……1片(みじん切り)
オリーブオイル……大さじ1
ローリエ……1枚
塩……小さじ1/2~
麦味噌……小さじ1

作り方

❶野菜を一口大に切る。
❷鍋にニンニクとオリーブオイルを入れて弱火にかける。
❸ニンニクの香りが立ったら野菜を炒め、最後にトマトを入れる。
❹ 塩、麦味噌、ローリエを入れて、野菜が柔らかくなるまで煮る。

【献立例】
❶ ラタトゥイユ
❷ 塩麹のスープ
❸ 玄米酒粕酵母パン
❹ カラフルミニトマトの押麦ドレッシング和え

スープは玉ねぎと人参のみじん切りを炒めてから水を加えて煮て、塩麹と塩・こしょうで味を調え、オクラを入れてサッと火を通します。ドレッシングは柔らかくなるまで煮た押麦、すりおろした玉ねぎ、オリーブオイル、酢、塩で調味します。献立に合う玄米酒粕を使った天然酵母パンを添えました。

トマト入焼きカレー

トマト入焼きカレー

材料(2人分)

大豆ミート……15g
(熱湯で戻し、水分を絞る)
玉ねぎ……70g(一口大に切る)
ピーマン……40g(一口大に切る)
トマト……170g(一口大に切る)
なたね油……大さじ1/2
水……大さじ1~
カレールウ……大さじ1と1/2~
豆味噌……小さじ1/2
塩・こしょう……各少々
パン粉……適量

【ホワイトソース】
豆乳……100cc ~
玄米粉……大さじ1と1/2
塩・コショウ……各少々

作り方

❶鍋に油を熱し、玉ねぎ、ピーマン、トマトの順に炒め、塩少々を振る。
❷大豆ミートを炒め合わせ、水を入れて野菜が柔らかくなるまで煮る。
❸カレールウと豆味噌を加え、味が馴染むまで煮る。
❹別の鍋に豆乳と玄米粉を入れて火にかけ、トロリとしてきたら塩、コショウで調味する。
❶鍋に油を熱し、玉ねぎ、ピーマン、トマトの順に炒め、塩少々を振る。
❺グラタン皿にカレーを入れ、上から④とパン粉をかけてトースターで焼き色が付くまで焼く。

【献立例】
❶ トマトたっぷり焼きカレー
❷ 和風トマトサラダ
❸ トマトとレタスの味噌汁
❹ 丸麦入り玄米ご飯

サラダは玉ねぎを醤油、酢、ごま油で調味し、トマトにかけて紫蘇を天盛りにします。味噌汁はトマトから出汁が出るので出汁いらずです。味噌汁の分量は、2人分で水320cc、トマト100g、豆味噌15g、麦味噌7gくらいで良いと思います。合わせる野菜はレタスのほか、玉ねぎや見た目が可愛いオクラなど、お好みの野菜をお使いください。

2022年7月号その他のレシピは

  • ベジミートのスパゲッティミートソース

調理 志々目 悦子(ししめ えつこ)
アシスタント、認定インストラクター(第1期生)を経てクッキングスクール リマ講師となる。インストラクターとしてはクッキングスクール リマでの初心者向け講座や、自然食品店での料理教室などを担当し、経験が豊富。

月刊マクロビオティック 2022年7月号(1018号)より

マクロビオティックとその料理法に関するホットな情報、健康と美を創り、生命をはぐくむための食と、その知識のご紹介、などなど・・・。あなたの人生を豊かにする情報が毎号満載です。日本CI協会で行っている料理教室や講座などのお知らせもご案内しています。

(本体価格600円+税) 発行元:日本CI協会

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