「おうちごはん」とうもろこしとジャガイモのコロッケ/とうもろこしのミニお焼き

【8月の食材】とうもろこし

とうもろこしは米、小麦と共に世界の三大穀物といわれるイネ科の植物です。穀物の中では陰性なので、主食としているのは中南米や赤道付近などの暑い地域です(すりつぶしたとうもろこしの粉を使ったトルティーヤ、タコス、お粥などで食されています)。日本でも暑い時期には玄米や分搗き米に混ぜるなど、体調に合わせて取り入れるのがよいでしょう。とうもろこしは実しか食べられないと思われがちですが、ひげや芯も使うことができます。ひげは乾燥させて、煎じてお茶としていただきます。ひげにはビタミンやミネラルも含まれていて、利尿作用があり、むくみ解消などが期待できます。芯は食べられませんが、ご飯を炊くときに入れたり、スープを作るときに一緒に煮ると、出汁が出て美味しくなります。生のとうもろこしが出回るのは今の時期だけなので、いろいろとアレンジして、ひげや芯も活用してください。マクロビオティックの一物全体の考え方からも、食材を無駄にせずに余すところなく、美味しくいただきましょう。

とうもろこしとジャガイモのコロッケ

とうもろこしとジャガイモのコロッケ

材料(2人分)

ジャガイモ……100g(塩茹でにし、マッシュする)
とうもろこしの実……100g(塩茹でにして実を外す)
玉ねぎ……50g(みじん切り)
炒め油……小さじ1/2
塩・コショウ……少々
地粉・水溶き地粉・パン粉・揚げ油……各適量
キャベツ・ソース……各適量

作り方

❶フライパンに油を熱して玉ねぎを炒め、とうもろこしの実を炒め合わせる。
❷ジャガイモに①を加えて混ぜ、塩・コショウをして形を作る。
❸②に地粉をまぶして水溶き地粉にくぐらせ、パン粉を付けてカラリと揚げる。
❹付け合わせのキャベツなどと共に盛り付け、ソースを添える。

【献立例】
❶ とうもろこしとジャガイモのコロッケ
❷ とうもろこしのスープ
❸ とうもろこしとキュウリの浅漬け
❹ 五分搗き米

スープは炒めた玉ねぎにとうもろこしの実を炒め合わせ、出汁を入れて野菜が柔らかくなるまで煮て、葛粉でとろみを付けます。芯から出汁が出るので一緒に煮ると美味しいです。浅漬けは鍋に水、中華出汁、醤油、生姜の薄切り、唐辛子を入れてサッと煮立て、柔らかくなるまで茹でたとうもろこしと板ずりしたキュウリを加えて冷蔵庫で冷やします。五分搗きご飯にはお好みでゆかりをかけます。

とうもろこしのミニお焼き

とうもろこしのミニお焼き

材料(2~3人分)

とうもろこしの実 ……約100g(約1/2本分)
地粉・水……各適量
青のり……少々
塩・コショウ……各少々
ゆかり……少々
ごま油……小さじ1~

作り方

❶とうもろこしの実を包丁でそぎ落とす。
❷地粉と水をよく混ぜて塩少々入れ、とうもろこしの実も混ぜて生地をつくる。
❸生地を3つに分け、1つめには青のりを入れ、2つめには塩・コショウで味をつけ、3つめにはゆかりを入れる。
❹フライパンにごま油を熱し、③をおたまやスプーンですくい、両面を焼く。

【献立例】
❶ とうもろこし入り玄米ご飯
❷ とうもろこしのミニお焼き
❸ 薬味たっぷり焼きなすの胡麻味噌汁
❹ 豆乳と甘酒のシャーベット

玄米にとうもろこしの実と芯を加えて一緒に炊きます。芯から出汁が出るので、一緒に炊くと旨みが増します。味噌汁はよく焼いたなすの皮を剥いて、食べやすい大きさに切ります。お椀になす、刻んだミョウガ・生姜・大葉を入れ、摺りごまを加えて汁を注ぎます。シャーベットは同量の豆乳と甘酒を混ぜ、ステンレスのバットなどに入れて凍らせます。叩いてつぶした梅干しに米飴少々を混ぜたソースをつくり、添えます。

2022年8月号その他のレシピは

  • とうもろこしとインゲンの胡麻和え

調理 志々目 悦子(ししめ えつこ)
アシスタント、認定インストラクター(第1期生)を経てクッキングスクール リマ講師となる。インストラクターとしてはクッキングスクール リマでの初心者向け講座や、自然食品店での料理教室などを担当し、経験が豊富。

月刊マクロビオティック2022年8月号

月刊マクロビオティック 2022年8月号(1019号)より

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