2024年1月期 修了記念寄稿
アドバンスⅡ 修了 古賀 愛理花
健康と綺麗を証明する
生来健康で高校生まで病院通いとは無縁な身体でした。高校2年生頃より徐々に体調を崩すようになり、虚弱体質に傾いていました。思春期を迎え体重増加を気にしてから、穀物の中でも特にお米を取る事を嫌い、10年以上も生野菜のサラダを大量に摂取する食事を続けていました。身体は冷え切り、極陰性に傾いた身体になっていたのだとマクロビオティックを習った今なら明確にわかります。そんな中自分を変えたい思いは漠然と持っていて、20代の終わりに転職し医療業界の仕事に就きました。転職を期に前職のストレスから5年間止まっていた生理が順調に来るようになった事に喜びつつ、この時でもお米はほとんど食べない食生活でした。こんな食事を続けているので、身体は疲れやすく気力も湧かず、エネルギッシュとは無縁な生活でした。
そんな中コロナ禍を向かえ、医療機関のコロナを間近に触れ、毎日神経をすり減らし、心もボロボロ、平常心が保てない時間が続きました。自分は何故こんなに身体が不安定なのかと考えるようになり、自宅時間で自分と向き合う時間を作り、ネット検索をしていた時に地元のカフェの『マクロビオティック料理教室』の案内が目に留まりました。この時は少しの興味を残しながらも行動出来ず、2023年1月、ふっとあのカフェが頭に浮かび、調べてみるとカフェは営業されていたので来店する事に。
〜この日のカフェランチメニュー〜
・圧力鍋で炊いた玄米
・ごぼうと季節野菜の豆みそ味噌汁
・車麩の照り焼き
・里芋のポテトサラダ
これを食べた私は、数日間満腹感や幸福感に満たされ、心が温かくなった事が衝撃でした。こんな気持ちになるマクロビオティックって?食一食で人の考え方変わるの⁈と混乱です。そこからはネット検索の1年です。調べるとマクロビオティック料理が学べる大きな教室が2つある事を知りました。大阪と東京、悩みました。私は神戸在住で、普通なら近場を選択するところ、この時の私は興味スイッチが入った状態なので、後の事は考えていませんでした。ひとまず今、スケジュールが合うのはGWの集中講座だ!と躊躇わず申込んだのが2023年4月でした。5月の集中講座から1年通い続け、無事40講座全て修了する事が出来ました。
1年の変化は自分が1番驚いており、内面的には明るく前向きに穏やかに、広い視野で物事を捉えるようになり、外見的にも肌が綺麗に色も白くツヤも出て女性としては嬉しい喜びを体感しています♪ 通学は大変な気持ちもありましたが、同じ時期に受講されたメンバーの方々と先生方のお気遣いで『後片付けはいいから早く帰りね、休憩時間短くすれば早く帰られるね』と皆さんに支えて頂き、修了を向かえる事が出来ました。素敵な出会いに巡り合わせていただきありがとうございます。
<修了記念レシピ>
車麩のカツ しば漬けの豆乳タルタル
・最初に食べたマクロビオティック料理が車麩を使用したメニューでした。
美味しさはもちろんのこと、満足感も非常に高く、食事開始から終わりまで終始お腹も心も満たされた気持ちになりました。マクロビオティックに興味を持つきっかけになった食材です。
・ボリュームもと満足感があり、家族や友人に振る舞い喜んでいただけるメニューです。
古賀 愛理花
兵庫県神戸市在住。
病院勤務。
趣味は大人バレエを習い始めました(2024年から)
座右の銘は『恩返しと恩送り』
恩を返す、恩を次に送る。この言葉をマクロビオティックで実践していきます。