2023年5月期 修了記念寄稿
アドバンスⅡ 修了 H.K
玄米との出会い
私が玄米と出会ったきっかけは、家の近くにあるカフェでした。カフェのランチは、玄米と白米が選べて、丸いプレートに地元の野菜を彩り良く盛り付け、大豆を使った料理をメインに提供しています。玄米は、子ども茶碗程度で少ない量ですが、よく噛んで食べるため、食べ終わる頃には満腹感が得られます。カフェは調味料にもこだわり、ほんのり出しと塩が効いている程度のすまし汁で薄味ですが、食べているうちに不思議と丁度よく感じます。
今、思えば玄米プレートのランチを食べに行ったのは、身体が疲れていたり、ホッとしたい時に行くことが多かった気がします。玄米を食べて、しばらくは調子が良いのですが、また少し経つと調子が悪くなり、ランチに行くという繰り返しの生活を送っていました。
そんな時、玄米の料理教室があることを知り、マクロビオティックの体験教室に参加し、ベーシック、アドバンスにも進むことが出来ました。クッキングスクールリマに通って、身体の調子を整えるためにカフェに通っていたのだと気付かされました。リマに通い始めて、定期的に玄米食を摂っているため、カフェには行っていません。また、リマだけでなく日常生活でもレトルトの「食べやすい玄米」取り入れたり、寝かせ玄米のお店に行ったり、玄米を口にする機会が増えましたが、なかなか自分で玄米を炊く事が出来なかった。しかし、おにぎりの試作を作る必要があり、電気圧力鍋を購入して、初めて玄米を炊きました。リマで教わった通り、塩を入れて炊いたら、とても美味しく仕上がりました。
将来の夢は、玄米おにぎりと具沢山の味噌汁、基本食の惣菜を提供するお店を開きたいと思っています。おにぎりで玄米食、マクロビオティック療法を周知して、食べること、生きることを伝えていきたい。また、自然食品の食材も販売したいです。最後にクッキングスクールリマの普及活動にも積極的に参加出来たらと考えています。
Eat to live,not live to eat.
<修了記念レシピ>
つみっこ風けんちん汁かけ
「新食事療法」に食用品として、そば粉はそばがきなどに用いるとあり、そば粉は『玄米に次ぐ食養品』として書かれている。
日本の伝統的な食べ物でもあるそばがきと精進料理のけんちん汁を組み合わせた一品です。「つみっこ」とは、小麦粉で作ったすいとんのようなもの、手でつみ取ることから「つみっこ」と名付けられた郷土料理をそば粉でアレンジしてみました。
H.K
国際中医薬膳師、中医薬膳茶師、健康運動指導士