2023年1月期 修了記念寄稿
マスターコースⅡ期 修了 川村 礼子
マクロビオティックからの学び
マクロビオティクとの出会いは娘からでした。娘が海外旅行中に出会った方にマクロビオティクを勧められ、帰ってきてから通信で勉強していました。娘とマクロビオティックのお店にランチに行って、初めて大豆ミートの唐揚げを食べた時に美味しくてびっくりしました。そうしているうちに私も興味を持つようになりました。ちょうどその頃、中学からの友達にクッキングスクールリマのことを教えてもらい、娘とベーシックにい通うことにしました。
玄米は今までも時々食べてはいたのですが、リマで玄米の炊き方を教えていただき、今まで炊いてきた玄米とは別物で、あまりのおいしさに驚きました。そして椎茸の出汁も衝撃的でした。今まで昆布と鰹節の出汁を使っていたので、植物性だけの出汁なのにこんなに美味しいんだと驚きました。マクロビオティックが日本発だったことにも、マクロビオティックの宇宙論などの授業にも・・・驚きの連続でした。
宇宙論は学生時代に学んでいた心理学と何処か通ずることがあり、とても興味深かったです。なぜか人生行き詰まったときなど、必ずこういう分野を勉強する機会に巡り合います。今回は料理を習いにきたのに、えっ!?という感じでした。食と身体と心、そして宇宙とのつながりをきちんと勉強しなさいと言われているようでびっくりしました。
ただ、家族全員にマクロビオティックが受け入れられているわけではなく、なかなか食事が実践できていないのも現実です。そんな中、この玄米おこわは家族みんなが美味しいと言ってくれる一品なので修了作品にしました。
リマで学ぶことで、食と身体と心、そして宇宙とのつながりなどを考える機会をいただきました。ここでの学びを活かしてこれからも学んでいきたいと思います。
マスターコース終了までに思いの外時間がかかってしまいましたが、ご指導していただいた先生方、サポートしていただいたアシスタントの皆様、スタッフの皆様に感謝いたします。
ありがとうございました。
<修了記念レシピ>
れんこんと油揚げの⽞⽶おこわ
マスターコース修了にあたり考えたレシピのテーマは、「シンプルだけれど春の季節を感じられ、体も心も喜ぶ一品」です。凝った料理が苦手な私でも気軽に作れて、一品の中で “まごはやさしいこ”をできるだけ食べられるものにしました。具材にはマクロビの基本食でも使う材料を取入れ、味付けでじゃがいもの陰をなるべく中庸に寄せ、素材の色合いはカラフルで春らしい気分になれるように工夫しました。
川村 礼子
家族構成:夫、息子1人(娘2人は既に独立しました)
趣味:ヨガ、ジョギング、サーフィン、茶道
職業:パン教室講師