マクロビオティック クッキングスクールリマ

2023年1月期 修了記念寄稿

マスターコースⅡ期 修了 田中 亜紀

マクロビオティックとの出会い

私がマクロビオティックに出会ったのは、東日本大震災当時4歳と1歳だった子供達に何を食べさせたら良いのか、不安だらけで悩んでいた頃でした。弟から、彼の友人である西邨マユミさんの本を紹介され、読み進めながら、玄米、天然醸造された味噌や醤油、オーガニック野菜など、少しずつ取り入れていきました。この頃から食品添加物などにも気を使うようになっていました。
弟を通して、西邨マユミさんから、マクロビオティックを基本から学ぶならリマクッキングスクールが良いと勧めていただき、子供達が小学校高学年になったのを機に、思い切って仙台から通うことにしました。
初級集中講座で、日本は認可されている食品添加物数が世界の中でもかなり多いこと。何も気にせず食事をしていると食品添加物を数キロも摂取している可能性があることを教えていただいた時は、とても驚いた事を覚えています。
今は、マクロビオティックの陰陽の考え方や調理法を取り入れて、毎日、家族に食事を作っています。
我が家は、子供達が肉や魚も大好きなので菜食だけではないのですが、リマで教えていただいたレシピで野菜を沢山摂るように心がけています。
リマで教えていただいた調理法で料理すると、野菜の美味しさを最大限に引き出すことができると感じています。
人参の蒸し煮は今でも週に一度、まとめて作り、サラダに和えたり、白和えに入れたり、胡麻和えにしたりしています。
人参が苦手で給食の人参は食べられない娘も、家の人参は美味しいと食べてくれます。
また食肉1キロを作るために必要とされる穀物は約7~20キロであり、多くの人が菜食中心の食事になれば、世界の飢餓に苦しむ人々の食料を賄うことが出来るということも、教えていただいた中で強く印象に残っています。
我が家で唐揚げを作る時は、半分は大豆ミートや車麩の唐揚げにするなど、肉料理の時は工夫しています。
子供達に菜食中心の食事は、身体だけではなく、社会・環境・地球にも優しいということを伝えています。
子供達も高校生と中学生になり、外食する機会も出てきました。
食事内容によっては、肌荒れすることもあり、食事が身体に影響するんだと、食事の大切さを直に感じているようです。
これからもリマで学んだことを大切にしながら、私なりのマクロビオティックを実践し、周りの人達に伝えていきたいと思っています。
【通い始めた当時、夫は単身赴任中、子供達も小学生でした。福島の実家に子供達を預けての通学でしたので、都合がつかなかったり、またコロナ感染症の流行もあり長期間の空白もありましたが、なんとか修了式までたどり着くことができました。期間を超えての受講を認めてくださったリマクッキングスクールの先生方、スタッフの皆様に心から感謝しております。本当にありがとうございました。】


<修了記念レシピ>

作りおきレシピ2種

リマに通い始めた頃、幼かった娘は苦手で食べられない物が多く、ひじきの煮物、切干大根の煮物など食べられませんでした。そんな中で試行錯誤して作ったメニューです。今では娘もひじきの煮物も切り干し大根も大好きになりました。


田中 亜紀

福島県出身・宮城県仙台市在住。
夫・息子(高校2年)・娘(中学2年)の4人家族。
趣味は、美味しいもの食べ歩き、料理、友人との味噌作りなど。

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